🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㊳ 【アルメニアの真珠、セヴァン湖】

「ストーン・シンフォニー」、「ゲカルド修道院」、「ガルニ神殿」と世界遺産を続けざまに観光し、おっちゃんは山道を下り、一旦、エレバンに戻り、北東方向に進路を変え、平坦な一本道を飛ばします。

約60km先の「セヴァン湖(Սևանա լիճ)」に向かって、おっちゃんのレーシングドライバー魂に火がつき、大谷とスピードを争っているのかのごとく100マイル(160km)で飛ばします。前に車がどかなければ、大谷のスイーパーに劣らない鋭利な針路変えです。慎重な山道での運転の憂さ晴らしか、おっちゃんは、グイグイ飛ばします。

ハラハラの30分後、到着しますが、車を降りると、足がガクガク。渋谷のスペイン坂のような坂道を登り始めますが、さすがセヴァン湖はアルメニア観光のハイライト中のハイライトなので、スペイン坂並の人混み、途中、双方向では歩けず、順番に階段や坂を登ります。

坂を登ると、広大なセヴァン湖が眼下に広がっています。アルメニア最大の湖で、面積は琵琶湖の2倍で、なんとアルメニアの国土の約5％を占めます。湖畔には9世紀に建てられたセヴァン修道院や、ハチュカルの立ち並ぶ光景が見られます。

セヴァン湖は、ソビエト連邦連邦時代の開発により、水位が低下し、以前よりもその面積は小さくなっているといわれています。ソビエト連邦時代は、いろいろな川や湖が干上がって、地図から消えましたが、セヴァン湖は、なんとか残りました。

訪れている人々は、大半はアルメニア人ですが、ついでロシア人が多く、我が物顔で撮影スポットを大集団で占拠しています。ロシア人はアルメニアの各地の観光地の撮影スポットをウクライナ侵攻のごとく長く陣取ります。かなりの迷惑行為です。

30分待ってようやく、セヴァン修道院の写真を取り始めます。

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