🇫🇷 オペラ界隈へ来たら・・？②Que faire dans le quartier de l’Opéra ?

1️⃣モノトーンの規則的な模様が目に飛び込む大理石の床が続く。パリのパッサージュで鉄柵とガラスを組合せた初めての造りのパッサージュ・ジュフロワは独特の雰囲気。

2️⃣パッサージュ・デ・パノラマと大通りを挟んだ向かいに見える白くスッキリとした外枠の構え。夜0時になると鉄柵の門が*閉じる。

3️⃣突き当たりには18歳の時に出会って以来、何度も通った若い頃の定宿「Hôtel Chopin」がある。当時の予約は国際電話から手元に証拠の残るFAXが導入されたばかりで、遠くフランスから返信が届くとドキドキしたものだ。ホールにアップライトピアノ、革製カウチがあり、いつも朝食が美味しかった😋

4️⃣1882年、新聞「ル・ゴロワ」のディレクター、マイヤー氏が当時の人気風刺画家グレヴァン氏と協力して蝋人形の館を建てるという発想を思いついたそう。現在は、突き当たりより2ブロック手前に移転し、ミュゼ・クレヴァン(蝋人形館)は存続している。

ここを通りながらいつも思うのは、遥か昔、プレイエルの楽器を弾くために同じ通路を足繁く通った作曲家フレデリック・ショパン。ジョルジュ・サンドとこのホテルで会う約束をしていたらしいが実際の記録はなく謎のまま。元々別の名称だったホテルはショパンへの敬意を込めホテル名を「オテル・ショパン」と改めた。

5️⃣突き当たりをL字型に曲がり数段の階段を下り、再び真っ直ぐにのびるパッサージュには古写真、著名人の生写真、雑貨屋、文具店が左右に並ぶ。　

パリにあるパッサージュの中で最も好きなパッサージュ✨

*オテル・ショパン宿泊者は閉門後でも開けてもらい出入り自由
　
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