発見レポ
ゲガルド修道院
3件
2024/09/23 06:53
🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㉞ 【驚愕!! 岩をくり抜いて造られた聖堂】 岩にへばりついた「カトギケ聖堂」の内部からは、そのへばりついた岩山を掘ってくり抜いた「ゲカルド修道院(Գեղարդի վանք)」の最大のハイライトである「泉の礼拝堂」へ通じています。 ここから先は、岩をくり抜いて内装の柱、壁、天井ができています。しかも装飾されたかのように削られています。一切、持ち込まれた石はありません。インドのエローラ石窟寺院と通ずる感じです。小さな礼拝堂ですが、とても岩を削ってできているなんてとてもおもえません。圧巻の一言です。 最奥部には1m四方の水の溜まり場があります。1700年前に啓蒙者グレゴリウスが聖地とし、「この水を飲めばあらゆる病が癒える」とされ、現在も湧水を飲む人がここを訪れます。雰囲気は弁天様のような感じです。たくさんの訪問者が手ですくって飲んでいるので、日本人は抵抗があるかもしれません。 「石の教会」に続くスペースは「ジャマトゥン(Ժամատուն)」と呼ばれ、鎖で首を繋がれた2頭のライオンと羊を掴んだ鷹のレリーフ(※写真④)があります。ライオンがちょっとマヌケな顔で笑ってしまいます。 「ジャマトゥン」を抜けると「石の教会」へ抜けます。岩をくり抜いた部分は光が入らないので薄暗く、秘宝を探すインディ・ジョーンズになった感じで、たいまつが欲しくなります。「石の教会」の天井は丸いドーム(※①⑤)に掘られています。とても掘ってこんな空間を造ったとは思えません。 「ゲカルド修道院」の外的シンボルの「カトギケ聖堂」は、改修工事中でしたが、岩をくり抜いた内部は、圧巻であり、厳かで、しかもインディ・ジョーンズになったかのような冒険も味わえ、満足です。さすが世界遺産です。 おっちゃんが待つ車へ急坂を降りていきます。 #ノスタルジー #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico #投稿マスター選手権
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9 コメント
2024/09/22 06:41
🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㉝ 【歴史を感じさせる内部】 「ゲカルド修道院(Գեղարդի վանք)」は、いくつかのパートに分かれています。改修中なのは、ここの中心の「カトギケ聖堂」ですが、内部は入れます。 内部は、かなり薄暗く、天窓から差し込む微かな光のみで、神聖な空気が漂っています。さすがに険しい峡谷のような場所にある為、信者の方はいないようです。内壁はアルメニア特有のエレバンの建物と同じ色の煉瓦で組み上げられています。エレバンの建物の煉瓦の色や重ね方は、こういった古い宗教施設をモチーフにしたんだろうと想像されます。 今日残っている聖堂は、1215年から1283年にかけて建設されたものですが、祭壇のマリア様の絵は、デザイン的に古い物ではなく、中世以降かと思われます。何度も侵略にあっているので、オリジナルは残っていないかもしれません。左右は、キリストの磔と、復活かと推察されます。 各絵には、子犬みたいな動物が描かれていますが、地理的に子羊かと。歴史的に日本人には馴染みが薄い羊ですが、こんなところからも、遠い所に来たなぁと実感します。感傷に浸りながらも、カトギケ聖堂から外へ出、ゲカルド修道院のハイライトへ歩を進めます。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico #投稿マスター選手権 #ノスタルジー
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