発見レポ
スヴェティツホヴェリ大聖堂
6件
2024/06/28 07:17
🇬🇪ジョージア 七変化な国⑲【参道の建物も歴史的でオシャレ】 生きた美術館・博物館であり、歴史の時空の旅ができる「スヴェティツホヴェリ大聖堂」をじっくり堪能した後は、参道散策です。参道って勝手に言ってますが、お土産ストリートです。といっても許された時間は15分。大聖堂があるムツヘタの街も世界遺産であり、参道の建物も歴史的でしかも今まで見たこともないような造りです。基本はレンガ・石ですが、多少の木が使われています。アジア的な側面もあります。道は歴史が刻み込まれた石畳です。見たこともない異国の風情が、日本を離れて遠くに辿り着いたことを実感させられます。アイスクリームの先には、丘の上に朝一番に訪れたジワリ寺院が見えます。ムツヘタはどこを切っても、歴史の年輪を感じさせます。お土産屋は、どこも同じ品揃えは同じで、店の人もあっさりしていて、商売っ気がありません。旧ソビエト連邦だったこともあり、マトリョーシカもあります。大きさにより色が変わるレインボーです。色合いが赤い街が夕陽で染まり切るまで没入していたかったのですが、タイムアウト。色んな歴史に身を寄せいた割には、最後は唐突にやって来ます。「スヴェティツホヴェリ大聖堂」は、ジョージアで一番、それどころか、今まで訪れた世界中の聖堂で一番な個性あり、美しい聖堂でした。後ろ髪引かれながらも、トビリシへの帰路に着きます。 #レインボー #穴場スポット #ご当地グルメ #旅まとめ #旅写真 #旅エピソード #jaltrico
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2024/06/26 07:19
🇬🇪ジョージア 七変化な国⑰【惚れ惚れする外観、聖堂の中に教会、いくつもの歴史のレインボーな時間軸】 「スヴェティツホヴェリ大聖堂」は、本当に美しいデザインな聖堂です。どの角度から見ても単純ながらも計算されたシンメトリーなスタイルです。特にこの角度①からはデザインの良さがよく分かります。実は大聖堂の中には、エルサレムのゴルゴダの丘でキリストが十字架にはりつけられ処刑された場所に建てられた「聖墳墓教会」のミニチュア版として造られた「小さな教会」②が置かれています。何やら、教会みたいな物があるなと思ったら、まさか「聖墳墓教会」のミニチュア版だとは想像すらできません。エルサレムで見た聖墳墓教会とは形は違いますが、キリストを継承した由緒ゆかりある聖堂の証として設置したのかと推測します。ゴルゴダとは「しゃれこうべ」という意味で意味深な地名です。ちなみに処刑される前の食事の風景であるレオナルド・ダ・ヴィンチ作の『最後の晩餐』はイタリアのミラノ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にあるドメニコ会修道院の壁面に描かれていますが、実際に「最後の晩餐の部屋」は、エルサレム旧市街のシオンの山と呼ばれる場所にあります。晩餐の場所は、ダ・ヴィンチの絵とは全く違います。ちょっと話しが脱線しましたが、スヴェティツホヴェリ大聖堂は、キリストの死との時間軸上にあり、歴史が何層も積み重ねられた異空間であり、訪れた者が思いを馳せた時間に、タイムスリップさせる不思議なスポットなんです。聖堂内に広がる神聖な空気感に魅入り、酔わせられていきます。 #穴場スポット #旅まとめ #旅写真 #旅エピソード #jaltrico #レインボー
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2024/06/25 06:57
🇬🇪ジョージア 七変化な国⑯【キリスト十字架はりつけ後の外衣を保存】 スヴェティツホヴェリ大聖堂は、ジョージア最古の教会で、教会があるムツヘタは、別名、「小さなエルサレム」と称されていました。キリストが十字架にはりつけにされ、処刑後、亡骸がまとっていた外衣の一部を巡礼者がムツヘタに持ち帰り、妹のシドニアに渡しました。彼女は喜びのあまり亡くなってしまい、その布とともに現在の大聖堂にあたる場所に埋葬されました。やがて、そのお墓から杉の木が生えてきたことから、聖堂は「命を与える柱」という意味で「スヴェティツホヴェリ」と名付けられました。この聖堂内に入って感じられた神聖な体験は、こういった歴史からか分かりませんが、今まで訪れたジョージアの教会とは全く違います。小さな窓からの幾筋かの細い光の線が差し込み、大きさ、格、雰囲気、床でさえも、全てが、スピリチュアルなイメージで異空間へいざなわれたかのようです。シドニアの墓②は聖堂内に安置され、この下にはキリストの外衣が埋まっていると信じられています。ここまでキリストとの関係がある聖堂がジョージアにあるなんて全く想像だにつきません。ジョージア最終の地として意味深です。聖堂内は広く、次なるエリアへと歩を進めます。 #穴場スポット #旅まとめ #旅写真 #旅エピソード #jaltrico
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2024/06/24 06:55
🇬🇪ジョージア 七変化な国⑮【外観はジョージア1素晴らしい、スヴェティツホヴェリ大聖堂】 城壁の門をくぐると目の前には、なんとも壮麗で綺麗な聖堂が現れました。シンプルで無骨なデザインながらも、高さは49mもあり、かなり大きく存在感があります。見た目は、ジョージアで見てきた中で1番素晴らしい聖堂です。「スヴェティツホヴェリ」とはジョージア語で「生命を与える柱」という意味です。ここからジョージアが始まったとも言えるだろう地ならではの意味が込められているように思われます。聖堂内に身を置くと、天井が高く、薄暗い空間に少ない窓からの木洩れ日が神聖な場と強調しているかのように感じられます。幾筋の淡い光の線が幻想的です。目が慣れてくると、立ち並ぶ柱が高い天井に美しいアーチを描いていて、奥には巨大なキリストのフレスコ画とイコノスタシス(壁)の素晴らしさに息が止まります。雷に打たれたかのような感動で動けなくなりたたずむ自分がいます。暫しの金縛りの後、再び聖堂内の探検を始めます。 #穴場スポット #旅まとめ #旅写真 #旅エピソード #jaltrico
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2024/06/23 06:38
🇬🇪ジョージア 七変化な国⑭【城壁も素晴らしい世界遺産、スヴェティツホヴェリ大聖堂】 車はムツヘタに入ると、旧市街の迷路のような細い道に入り、ついに最終目的地である世界遺産「スヴェティツホヴェリ大聖堂(სვეტიცხოვლის საკათედრო ტაძარი)」に着きます。実は、この大聖堂、ツアーの1番最初に訪れた丘から全景を見ています。西暦4世紀にムツクヴァリ川とアラグヴィ川の合流点をジョージア初の教会の建設地として選ばれ、建設されました。文明の十字路の宿命か、歴史上、アラブ人、ペルシャ人、ティムール人の侵略を受け、14 世紀末にはティムール帝によって破壊され、大規模な再建が行われたので堅牢な城壁が建てられたと思います。その為か、城壁も素晴らしく、単なる防壁としてだけでなく、見た目もも凝らされています。近年でもロシアの征服とソビエト時代に何度も被害を受けています。その度に修理され続け、現在に至ります。朝から焦らされた「スヴェティツホヴェリ大聖堂」に入る為、城壁の門をくぐります。 #穴場スポット #旅まとめ #旅写真 #旅エピソード #jaltrico
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