#5000件投稿チャレンジ #冒険 #穴場スポット #旅エピソード #旅まとめ #jaltrico #旅写真
話は再びモネからの京都の村樫隆へと・・・。
もののけ洛中洛外図
本展の最初の部屋では、村上版「洛中洛外図」と「光琳シリーズ」が鑑賞者をお迎えします。京都の市中とその周辺を俯瞰するように描かれた「洛中洛外図」は、室町時代末期から江戸時代にかけて数多く制作されました。村上隆による現代版は、17世紀の岩佐又兵衛による屏風絵《洛中洛外図(舟木本)) をもとに、画像のスキャンをAIで線画化し、それを再度、人の手で描き直すという複雑な工程を経ることで、新たなイメージを生みだしています。毅密に描かれた画面の詳細をみると、金箔の雲のなかの無数のドクロが京都の町を覆い、生と死の距離が今よりもずっと
近かった中世の「京都」の空気を現代によみがえらせるかのようです。
「光琳シリーズ」は、華麗で洗練された画風の琳派を大成させた尾形光琳の描いた団扇をもとに、村上が円形の絵画に仕立てたものです。金色の背景に、様式化された琳派水流といわれるせせらぎや花など、モチーフや構図は画面に忠実に描かれつつ、村上らしい笑うお花が配されています。また、その横に展示された(言い訳べインティング)では、これらの箔を使った作品群が、箔と絵画の呼応し合う力の成り立ちをかわいい文化と合体させ再現する試みであることなどを読み取ることができます。・・・館内解説より。
話は再びモネからの京都の村樫隆へと・・・。
もののけ洛中洛外図
本展の最初の部屋では、村上版「洛中洛外図」と「光琳シリーズ」が鑑賞者をお迎えします。京都の市中とその周辺を俯瞰するように描かれた「洛中洛外図」は、室町時代末期から江戸時代にかけて数多く制作されました。村上隆による現代版は、17世紀の岩佐又兵衛による屏風絵《洛中洛外図(舟木本)) をもとに、画像のスキャンをAIで線画化し、それを再度、人の手で描き直すという複雑な工程を経ることで、新たなイメージを生みだしています。毅密に描かれた画面の詳細をみると、金箔の雲のなかの無数のドクロが京都の町を覆い、生と死の距離が今よりもずっと
近かった中世の「京都」の空気を現代によみがえらせるかのようです。
「光琳シリーズ」は、華麗で洗練された画風の琳派を大成させた尾形光琳の描いた団扇をもとに、村上が円形の絵画に仕立てたものです。金色の背景に、様式化された琳派水流といわれるせせらぎや花など、モチーフや構図は画面に忠実に描かれつつ、村上らしい笑うお花が配されています。また、その横に展示された(言い訳べインティング)では、これらの箔を使った作品群が、箔と絵画の呼応し合う力の成り立ちをかわいい文化と合体させ再現する試みであることなどを読み取ることができます。・・・館内解説より。
京都市京セラ美術館(京都市美術館)(京都府京都市)