昨年の8月12日、雨の日の #鹿児島 #知覧 です。この日を敢えて選んで #特攻平和会館 を参詣しました。
ここは先の戦争中、特別攻撃隊の出撃拠点だった場所です。館内には、太平洋に命を散らした方々の貴重な遺書が展示されています。その数は膨大で、とても一度や二度の訪問で読み通せるものではありません。
この会館の持つ意味は、説明するまでもないでしょう。平和の尊さと、日本という国家・民族の存続意義そのものを示しています。
なお「遺品」という性格上、内部の撮影は厳禁です。
ここを訪れた記憶については、もう語りたいことが山ほどあります。けれども、言葉にすればするほど陳腐であり、自分の矮小さが浮き彫りになるようで、言葉に詰まってしまうのです。
出撃された方々の尊い直筆は、そのまま「生の証言」です。みんな故郷のため、そして家族のため、大切なものを守ろうとして南の空に飛んでいきました。東京や大阪や福岡が無差別爆撃に晒されるのを一刻でも遅らせるために、あの方々は死んでいったのです。
とても10代とは思えないような達筆な字の手紙。そして沈鬱ながら端正な最後の言葉。絶句でした。
あまりの衝撃で目が眩み、人目憚らず涙したことを覚えています。
かなりの見学者がおられましたが、多くの方々がハンカチで目頭を押さえながら、すすり泣きつつガラスケースを見て回っています。あの文面を見たら、泣かずにはいられません。
お子さんが生まれたばかりの奥様に宛てた手紙。最後に記された「やっぱり、会いたい」の言葉。
誰も死にたくはありません。さぞ怖かったことでしょう。でも一人ひとり、自分の死に何か意義を見出そうともがきながら、心の整理をつけて操縦席に上がっていく。この悲壮さを言葉に表すことは、到底できません。
前にも書いた覚えがありますが、飛行機は「空を飛ぶ」という、人類の純朴な夢を叶えるためのものであり、人々を幸せにするための利器であるはずです。それが、こんな悲惨な結末になるとは…
どうか皆様にも、知覧を訪れて、かつて我が国のために命を散らした方々の「生の声」に接していただきたいです。そこには痛々しくも、あらゆるものを超越する感動があります。そして、平和への想いを新たにすることができるでしょう。
#旅写真 #鹿児島 #歴史探訪 #旅したくなる投稿3000件チャレンジ
ここは先の戦争中、特別攻撃隊の出撃拠点だった場所です。館内には、太平洋に命を散らした方々の貴重な遺書が展示されています。その数は膨大で、とても一度や二度の訪問で読み通せるものではありません。
この会館の持つ意味は、説明するまでもないでしょう。平和の尊さと、日本という国家・民族の存続意義そのものを示しています。
なお「遺品」という性格上、内部の撮影は厳禁です。
ここを訪れた記憶については、もう語りたいことが山ほどあります。けれども、言葉にすればするほど陳腐であり、自分の矮小さが浮き彫りになるようで、言葉に詰まってしまうのです。
出撃された方々の尊い直筆は、そのまま「生の証言」です。みんな故郷のため、そして家族のため、大切なものを守ろうとして南の空に飛んでいきました。東京や大阪や福岡が無差別爆撃に晒されるのを一刻でも遅らせるために、あの方々は死んでいったのです。
とても10代とは思えないような達筆な字の手紙。そして沈鬱ながら端正な最後の言葉。絶句でした。
あまりの衝撃で目が眩み、人目憚らず涙したことを覚えています。
かなりの見学者がおられましたが、多くの方々がハンカチで目頭を押さえながら、すすり泣きつつガラスケースを見て回っています。あの文面を見たら、泣かずにはいられません。
お子さんが生まれたばかりの奥様に宛てた手紙。最後に記された「やっぱり、会いたい」の言葉。
誰も死にたくはありません。さぞ怖かったことでしょう。でも一人ひとり、自分の死に何か意義を見出そうともがきながら、心の整理をつけて操縦席に上がっていく。この悲壮さを言葉に表すことは、到底できません。
前にも書いた覚えがありますが、飛行機は「空を飛ぶ」という、人類の純朴な夢を叶えるためのものであり、人々を幸せにするための利器であるはずです。それが、こんな悲惨な結末になるとは…
どうか皆様にも、知覧を訪れて、かつて我が国のために命を散らした方々の「生の声」に接していただきたいです。そこには痛々しくも、あらゆるものを超越する感動があります。そして、平和への想いを新たにすることができるでしょう。
#旅写真 #鹿児島 #歴史探訪 #旅したくなる投稿3000件チャレンジ
知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)