発見レポ
2023/06/19 18:40
今年二月、網走で流氷を視た後、翌日が観光日が最後の自由な一日になので、JR網走駅内の観光協会で情報を教えてもらい、季節限定の列車観光ー流氷物語ー網走~知床斜里往復と言う冬限定観光列車で(北浜)と言う所を教えてもらい、白鳥が渡来する、濤沸湖と言う観光スポットに行く事にしました。そしてその途中での出来事、全く道の方角が分からなかったのと下車してから数人が下りたまでは見ていたのですが、色々風景の写真を撮っていたら既に周りに人掛けは無く、恐らくと言う感じだけで駅から左方向へと歩きははじめました。国道かは忘れましたが、駅を背にして左右と道路は一本だけで、それほど迷うことも無く進みました。がしかし、やはり気になるので、何時もそうなのですが、ガソリンスタンドがあれば、そこの人に道を尋ね、間違っていない様でしたので、新雪の歩道であろう道を只管歩いて行くと、点在する民家と右側に小高い丘が見え、その丁度前には、白鳥云々と書いてある小さな看板があり、そこで丘をじっと見ていると人がその丘の上から階段であろう所をずったずったと下って来るではありませんか、しかも私と同世代くらいの男性三人が。
その場で佇んでいると聞こえてきたのが「上は何も無かったな」と言う声が。
普通ならそれではと、目的ち方角へと進むのでしょうが、そこが好奇心と言うか、馬鹿と言うか
どうしても自分の目で確認したいと思い、その三人が歩いて来た足跡を頼りにその丘へと歩き始めたのでした。するとどうでしょう、多分4~5mも進まない間に、足が足跡が付いた所を逆に進んでいた筈なのに雪に足をとられ、前のめりに新雪の中に頭から突っ込んだ状態になってしまい、じたばたしながら起き上がってみると、後ろから女性の声が「お兄ちゃん、その先には何も無いよ」と。私はその言葉で我を取り戻せたのか、やっと道路側の歩道の方にと戻ることが出来たのでした。勿論、言葉をかけてもらった時にもお礼は言ったつもりでしたが、どうしても改めてお礼を言いたくて、歩道まで何とか戻って来ると、その女性は、もう声が届かないであろう所まで進んでいて、その場で頭を下げる事しか出来ませんでした。
私は、未だにその中年のおばさんが、コロボックルとしか思えず、地域のコロボックルが人間の中年のおばさんの姿を借りて、私を助けてくれてんだと思っています。これもまた一人旅の思い出の一つです。
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