インボラ。
昔はステイタスなんてほとんど保持している人はいなかったですし、というかマイレージというシステムすらなかった。

スタッフがカウンターでお客さんの行動や身なりをみて決める。そんな噂もありましたし、実際にそういうこともあったと、多くのクルーの方々が打ち明けていますね。

さて、シドニーへのキャセイパシフィックはファーストクラスシートのあるトリプルでした。

でも、ファーストクラスでの予約は受けてはいないことはわかっていたので、ファーストクラスシートはビジネスクラスの搭乗客に割り当てられるだろうと、推測しました。

そこで、出発前、予約センターに電話をして、ファーストクラスの席に座れないか頼んでみました。
結果はノーでした。
誰が座れるのか、それは極秘事項でお教えられないけど、空港スタッフに今一度、当日お願いしてみてください、と言われました。

当日、空港でお願いしてみたところ、
見事！往復ともにファーストクラス席に座らせて頂けることになりました。

香港発の時はラウンジのスタッフの方に対応して頂き、どこかに電話で確認していたようです。きっと空港責任者でしょう。とても慣れていて5分もかからずに、01Aの席に変えていただけました。

そして復路。
シドニーのカウンターで同じ挑戦です。
キャセイのスタッフではない方が担当で、なかなか話が進みません。
私が一から教える感じになりました。
最終的には、
キャセイパシフィックのレプレゼンタティブがいるでしょう？
聞いてみてよ。と言いました。

それで、ようやく話が進みました。
空港の責任者がわざわざ私のカウンターまでやってきて、なんか面接でも受けているようでした。笑

無事にシート変更ができたあと、
どうしてwebで指定出来ないの？と聞いたら、人となりを見ていますだって。。。。

えーーー！
この時代にそんなことがあるんだぁ〜。
目から鱗。

やっぱり、飛行機に乗る時は、しっかりとした服装で行こう！そう思った一件でした。

少なくても、キャセイパシフィックの場合には、当日空港で、自らお願いをして、お行儀よくしておくことが必須でした。

そんな旅のエピソードでした。

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